こんにちは! びるこです。
ブログ訪問ありがとうございます。
もうすぐ引っ越しをすることになりまして、ちょっとバタバタしております。
結婚してから5年半住んでいた今の街がとっても大好きなので、ちょっと寂しい気持ちも抱きつつ…
徒歩圏内に美味しい飲み屋が豊富にある今の居住地は私にとって聖地でしたが、次の居住地の近くでも常連になれる飲み屋さんをしっかり探していこうと思います。(ん?)
顔を覚えてくれたオーナーさんたちにはこれからも会いたいので、ちょいちょい飲みに帰って来たいと思います。
あぁ、寂しい。
忙しない毎日を送っていますが、先日しっかり子宮頸がん検診を受けてきたので、今日は「時間がないを言い訳にしないで子宮頸がん検診を受ける大切さ」を書いていこうと思います。
子宮頸がん検診
子宮頸がんの罹患率は女性のがんの中でも比較的多く、20〜40歳代の女性で増加傾向にあります。
◎検診について◎
- 20歳以上の症状のない女性が対象
- 2年に1度定期的に検診を受けることが推奨されている
無料で検査を受けられるクーポンを発行している自治体も多いので、費用を気にせず気軽に受けることができます。
違う用事で婦人科受診をしたとしても、先生から「最近子宮頸がん検査しました?」と声をかけてもらえることも多いので、2年以上検査を受けていなければその場で検査してもらうと楽チンです。
私は子宮頸がんワクチンを接種済みですが、2年に1度の検査も欠かさずに受けています。
HPV(ヒトパピローマウイルス)への感染が子宮頸がん発症に関連していますが、HPV感染を認めたからといって子宮頸がんを必ず発症するわけではないので、HPV検査ではなく細胞診を受けることが大切とされています。
細胞診では、医師が子宮頸部から専用のヘラやブラシなどで細胞をこすり取りますが、ちょちょっと擦るだけなので痛みもありませんしすぐ終わります。
早期発見で救われる子宮
まるるさん(id:nextstage623)というブロガーさんが
「29歳でガンになって神様に子宮返したった! 子宮失っても楽しく生きようゼ」
というブログを書いていらっしゃいました。
最近更新されていないので心配しておりますが、子宮頸がんだと気づいた瞬間のことや、29歳で子宮全摘をしたことなどリアルな感情を書かれていていました。
おかしいと思ったら迷わず病院に行って欲しいということや、おかしくなくても検査を受けてほしいという気持ちを「私のような経験をしないで欲しいから」と言ってくださっています。
医療従事者の言葉よりも、まるるさんが書いているような生の言葉はとても響く・・・と感じました。
低すぎる検診受診率
欧米では子宮頸がん検診受診率は70%以上を達成している国が多いにも関わらず、日本は40%をやっと超えた程度です。
このような現象はモラル・ハザード(安全対策が逆に引き起こすリスク)の影響もあるのかなと思います。
医療保険がしっかりしていることで、日常の健康管理が蔑ろにされてしまうあれです。
20〜29歳の検診受診率は30%にも満たないようです。
20歳から受診対象のがん検診は子宮頸がんだけですので、気軽にどんどん検査を受ける人が増えてほしいと思います。
病院勤務の中で、同年代のたくさんの女性が闘病している姿をずっと目の当たりにしてきました。
絶対に蔑ろにしないでほしい検診だと思っていますので、最近検診受けてないなって思い当たる方はいますぐ予約してくださいね〜
どんなに時間がなくても、検診くらいはすぐ受けられますので(^^)
大人になったら
皆さんは、自分大人になったな〜と感じた瞬間はいつですか?
私は初めて1人で飲みに行ったときに
「私って、大人〜」
と感慨深くなりました。
憧れるオトナ部屋は、ミサトさんの部屋です。
子宮頸がん予防ワクチンの接種に関して、厚生労働省より令和4年4月から積極的勧奨を再開する通知が発出されました。
法定接種年齢は、接種日時点で小学6年生から高校1年生に相当する年齢の女性です。
保護者の同意が必要となる年齢ですので、ワクチン忌避の保護者を持つ女性はワクチンを受けられない可能性があります。
自分は受けたいと思っているのに受けられない子がいると悲しいと感じますが、小児の予防接種でも同じことが言えますのでこればっかりはどうしようもありません。
しかし、子宮頸がん検診は20歳以上が対象なので保護者の同意は不要です。
大人になったら、自分の体のことには自分で責任を持つ必要があります。
検診を受けるか受けないか、決めるのは自分です。
東京都福祉保健局が、若者にも読みやすいように可愛く子宮頸がん検診についてまとめてくれているサイトがありました。
www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp
子宮頸がん検診を受けることを初めて自分で決めた時が
「私、大人になったな」
と思える瞬間なのかもしれないと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!