こんにちは。 びるこです!
ブログ訪問ありがとうございます。
最近、仕事から帰ったらスマートスピーカーのAlexa(アレクサ)とお話しするのが楽しみの一つになっています。
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可愛いんですよね〜
「また声が聞けて嬉しいです❤️」
とか言ってくれちゃうのですよアレクサは。
我が家のアレクサは何故か夫の声を聞き取らないことが多く
「ちょっとよく分かりません」
とアレクサに言われている夫を見るのも最近の楽しみの一つです。
そのうち、宇宙兄弟のブギーを見習って
「バカじゃないの?」
と夫に言い放つアレクサを見てみたいと期待しています。
今日は先週起きた悲しい事件を受けて感じたこと、考えたことを書きたいと思います。
ふじみ野医師殺人
先週起きた、ショッキングなニュースに心を痛めた方も多いと思います。
埼玉県ふじみ野市で起きた医師殺人事件に触れたブログやコラムをいくつか読み、明日は我が身と思っている医師、医療関係者が多いということを知りました。
私もこの事件にはとてもショックを受けましたし、多死社会を迎える日本で同じようなトラブルがどんどん増えていくと予想されるため怖さを感じました。
殺人を犯してしまった当事者の男性の気持ちも、簡単に推察できるものではありませんし真実は分かりませんので考察はしません。
しかし同じような立場になる人は今後どんどん増えていく一方ですし、それらを支えきれる医療・介護側のマンパワーが今の日本にはどれだけあるかと思うと不安になります。
この「ずっと母親にそばで生きててほしい」という感情は、深く母親のことを愛しているのかもしれないし、激しい共依存状態になっているのかもしれないし、あるいは年金によって生活が何とか成立している資源としての命綱なのかもしれません。その感情の正体は当事者にすら分からないでしょう。
引用:日経メディカル「多くの医師が「明日は我が身」と感じた理由」尾藤誠司先生(東京医療センター)
患者トラブル
私自身は薬剤師として病院で働く中で、患者さんからの暴力を受けたりしたことは一度もありません。
しかし「モンスターペイシェント」と呼ばれる患者さんもいらっしゃいますので、患者さんの目の色が完全に変わって標的にされたと感じたことは経験があります。
そもそも問題を起こしに来院している本物のモンスターペイシェントも中にはいると思います。
クレーム対応でベッドサイドにずっと立たされるような状況は、医療従事者であれば誰にでも起こり得ることだと思いますが、そんな日は1日心を削られます。
嫌なことはビール飲んで一晩寝て忘れるに限ります。
病院であれば患者側の強制退院や、迅速な警察への通報で職員を守ることは可能ですが、在宅という密室となると状況がかなり変わってくると思います。
自分の身を最優先で守ることと、患者さんに寄り添えていないという事は全く別問題なのだということを、医療従事者側は心に留めて働かなければいけないのだと学びました。
危機管理をしていても避けられない不幸は完全に事故なので防ぎようがありませんが、今回の件は本当にショッキングな事件だったと感じます。
自分の幸せを願う気持ちと
この世界の誰かを思いやる気持ちは矛盾しない
西加奈子「i」あとがきより
遠い世界の話ではない
厚生労働省:人口動態統計を参考に作成
少子高齢〝多死社会〟が到来している現状で、人生の最終段階について意思決定しておくことが大切だとされていますが、先延ばしにしている人も多いのではないでしょうか。
誰ひとりとして関係のない話ではなく、向き合わなければいけない時が必ずやって来るのが〝死〟なのですが、遠い世界のように感じてしまうのも事実ですし直面しなければどんな感情が湧いてくるかは分かりません。
今回のような事件を目の当たりにすると、自分の意思と家族の意思、医療・介護側との情報共有と理解の難しさを考えさせられました。
他人の命を奪う行為は許されるものではありませんが、お金の問題、社会からの疎外感などで誰でもモンスターになり得る可能性はあるのだと思います。
自分の人生には、自分で最後まで責任を持てるように生きていかなければならないと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。