こんにちは! びるこです。
ブログ訪問していただいた皆様、今年も宜しくお願い致します。
今日は、女に生まれたことを恨みたくなるほど憂鬱になる人もいる〝月経〟について書いていこうと思います。
私がトレーニングを始めて1番改善されたのはボディラインでは無く、月経周期です。
ボディラインの変化
トレーニング初心者だった2016年とゴリゴリにトレーニングしている現在を比較した写真を眺めていたら、変化に気がつきました。
まずお尻にご注目ください。(年始早々、他人の尻なんか見たくないと思いますが)
お尻の下のクッッッとキュッッッと入っている部分が変わったのが分かりますでしょうか?
分かりますよね?(圧)
大臀筋です。
また、お胸にもご注目ください。(年始早々、一般人のバストなんか見たくないと思いますが)
ペターーんとしていたのが、心なしかキュッッッと上がっております。
上がってますよね?(圧)
大胸筋です。
そして、姿勢が良くなりました。
しかしトレーニングして得たものがボディラインの変化だけだとすれば、ヒップライン矯正下着とパット入りブラでも何とかなるかもしれません。
最近は凄いのたくさん売ってますから、脱いだらビックリなんてこともあるかもしれません。
無月経のリスク
最初に書きましたが、筋肉が増えたことで1番嬉しく思っているのは、月経周期が正常になり月経痛がほぼ無くなったことです。
20代前半でガリガリに痩せてしまった時期があり、私は月経が止まりました。
◎月経周期
正常・・・・・25日〜38日
稀発月経・・・39日以上
頻発月経・・・24日以内
◎無月経
3ヶ月以上月経の来ない状態・・・続発性無月経
無月経というのは絶対に軽く見てはいけないのですが、友達同士で
「最近全然来なくて〜妊娠の可能性もないし〜」
「私も3ヶ月くらい来てないよ〜ま、大丈夫っしょ、生理来ない方が楽だし」
なんて話していると蔑ろになりがちです。
実際に私の周りにも月経不順で悩んでいる友達は沢山いたので、そうゆうもんだと思い込んで問題視していませんでした。
無月経が長期間続くと、閉経に関連して生じる問題と同様の問題が起こることがあるため要注意です。
例えばホットフラッシュ(ほてり)、腟の乾燥、骨密度が低下(骨粗しょう症)、心臓と血管の病気のリスク上昇などです。これらの問題は、無月経の女性ではエストロゲンの濃度が低いために生じます。
(MSDマニュアルより引用記載)
女性ホルモンは本当に偉大です。
ホルモンの乱れを放置することは、体の悲鳴を無視することと同じなのです。
全然月経が復活しないので、流石にまずいと思った私は婦人科に通い、おじさん先生から「そんな若いうちから月経止まったら子供産めないよ〜」と失礼な正論を言われながら漢方や排卵誘発剤を使用して無理やり月経を取り戻しました。
ここで注意したいのが、体重減少性無月経の場合、薬での解決は表面的な解決にしかならないという所です。
器質的な原因が影響している場合を除き、根本的な体質改善なくしては月経での悩みはなくならないと自分の体で実感しました。
やせすぎ、肥満の女性への影響
痩せすぎも肥満も、性機能や妊娠に大きな影響を与えるので注意が必要です。
◎肥満
肥満の63%に無月経、稀発月経、過少月経がおこります。
卵巣からの女性ホルモンだけでなく、副腎や脂肪組織からの男性および女性ホルモンの異常産生・分泌がくわわることで.月経不順・排卵障害となり不妊症の原因にもなります。
子宮内膜が異常に増殖し、不正出血や子宮体がんも多くなります。
◎やせ
ダイエットや運動などで体脂肪率が22%以下になってくると月経不順、月経異常が起こりやすくなります。
精神的・心因的因子によるやせでは、卵巣ホルモン以外のホルモンにも異常がおよび、しばしば無月経になります。
体重が5kg以上あるいは10%以上の減少、体脂肪率が17%以下になると、体重減少性無月経に陥ることが知られています。
また、女性ホルモンの分泌減少は骨にも影響し、骨塩量が減少することにより、骨折が多くなります。
やせすぎと肥満の女性への影響は、日本産科婦人科学会作成の「HUMAN+」から引用させてもらいました。
こちらは日本産科婦人科学会が作成している健康手帳です。
- 思春期
- 青年期
- 将来の妊娠のために
- 妊娠・出産
- 中高年期
人生の様々なステージでぶつかる身体の悩みについて、女性だけでなく男性にも知っておいてほしい内容を分かりやすい掲載してくれています。
挿絵を描いているのが私の大好きな『ヨシタケシンスケ』さんで、かなり可愛いです!
©︎ヨシタケシンスケ
漢字にふりがなが付いていたり、絵が多く入っているのでお子様への性教育にも使いやすそうだなと思いました。
毎月憂鬱になるのは終わりにしたい
今の私は月経周期31日で毎月寸分の狂い無く月経が来るようになりました。
月経がいつくるのかソワソワしているのも結構ストレスなので、周期が定まるだけでも気が休まります。
また、ロキソニンをがんがん飲まないとやってられなかった月経痛もトレーニングを始めてから嘘のように軽くなりました。
これに関しては医学的な根拠などは見つけられておらず、婦人科のガイドラインでもインナーマッスルについて触れてはいないので個人の感想として書いておきます。
骨盤まわりの筋肉が月経痛に関係しているというネット上の記事などはありますが、重度の月経痛は器質的な原因が隠れている場合が多いので、病院での検査を最優先にしてほしいと思います。
ただ、腹回りの筋肉を鍛えて悪いことはありませんので、トレーニングの恩恵の一つとして私は受け取っています。
というわけで、今回は筋トレの恩恵はボディメイクだけじゃない! というテーマで書いてみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。