こんにちは! びるこです。
ブログ訪問ありがとうございます。
先日、久しぶりに大学病院に勤めていた時の同期と会いました。
少し前のブログで「大人になると友達が減る」ことを書きましたが、大人の友情も捨てたもんじゃないなと思えたので書いていきたいと思います。
同期との出会い
私が大学病院で働いていたのは2013年からの5年間です。
大学病院は本院と分院があるので、同期は全部で13人。
私は分院だったので、男1人女2人の3人で入職しました。
同期で仲良くなる人達もいれば、職場に友達は要らないって人も居ると思います。
仕事ぶりも比べられることが多いので、同期はライバルとも言えます。
私たちは3人で仲良しでしたが、気がついたら2人は付き合っていて、今は結婚しています。
最初全く気が付いていなかった私は鈍い女です。
男1人を女2人で取り合うみたいな構図にならなくて本当に良かったです。
恋愛が絡んだ時の女の戦いは怖いですからね。
2人は今も働いているのですが、私は5年間勤めて退職しました。
大学病院は診療機関ではありますが、研究機関であり教育機関です。
研究したり学会発表、論文制作が求められることもあります。
入ったらやるしかないので結局学会発表とかすることになるのですが、通常業務だけでも忙しくてもうヘトヘトになってしまいました。
医療分野の研究は確かに大切な分野なのですが、早く帰りたい気持ちが勝っていた私には向いていないと感じました。
今ならもっと上手く働けた気もします、頑張りすぎだったのかもしれません。
同期の2人は今も働き続けててすごいなーと思っています。
ライバルであり友達でもある
ライバルとか言っちゃうと少年漫画感強いですが、競い合ってたくさんのことを一緒に乗り越えた関係って良いものですよね。
これはイケメン好きの友達が言っていた名言(?)なのですが
「どんなに顔がよくても、仕事ができない男はイケメンではない」
・・・厳しい!(笑)
仕事ができない姿を見ると百年の恋も冷めるということですね。
友情も近い気がしていて、ずっと職場で一緒に居ますからあんまり仕事が出来ない姿を見てたら友情も冷めてしまうのではないかと思います。
私は同期の2人により先に脱落してしまったので、友情が冷めてたら悲しいなーと思っていましたが、この前会ったときに2人は私のことをすごく褒めてくれてました。
今の病院で色んなことを変えていこうとしていること、最終的には感極まって泣きながら当時の仕事ぶりも褒めてくれて、私も泣いて抱き合いました。
大人になって、友達と泣きながら抱き合う日が来るとは。
まるで青春ですが、それだけお互い認め合って働けていたことがすごく嬉しかったです。
ひとりだけ違う想いで動いていると、部活でも職場でも浮いちゃうものです。
一緒に過酷な新人薬剤師時代を乗り越えたこと、結局薬剤師の仕事が好きってことが同期という枠を超えて友情に繋がったような気がします。
2人の間には友情を超えて愛まで芽生えちゃったわけですが。
考えることは大切
転職して良かったと思っていることのひとつが、自分が働く意味をしっかり考えられるようになったことです。
マニュアルがあるとさ、人って考えることを放棄すんの。
考えないと何も見えない、何も心に残らない。
大きい病院だと、60人近くの薬剤師が働いていることがあります。
全員が同じ業務をこなせることが大切なので、ガチガチにマニュアルが作られていて新人の最初の試練はマニュアルの暗記ってことになります。
角田光代先生も書いてますが、マニュアルがあると考えることを放棄しがちです。
マニュアルがあっても考えながら働けばいいんですけどね。
私はマニュアルを失って初めて自分の仕事をしっかり考えられるようになりました。
同期という友達も失ってしまったかと思いましたが、一緒に働いてなくてもこれからも友達でいられることを確信できたので久しぶりに会えて本当に良かったなと思いました。
同期最高!
まとめ
- 同期はライバルであり友達
- 大人の友情は捨てたもんじゃない
- 職場では表面上の友情ではなく真の愛と友情が芽生える(かもしれない)
最後まで読んでいただきありがとうございました。